蜜琴

あったかい膝                 

お風呂にはいりほっとしていたら
実家に届けなくてはいけないものができ
寒いなあ 冷えてきたわあと起毛の上着を着こんで出かける。
道に銀杏の実がつぶれて 匂いを放っている。
葉っぱはもうすぐ黄金色になる。

実家のマンションの階段を登ろうか エレベーターに乗ろうかとふと思ったとき
そうだ、とある姿を思いだし、階段に向かう。
すると踊り場のところにやっぱりいた! 

夜の闇の中で白く輝きます。

何階かのお宅で飼われている猫さん。だいだいいるんです。

手早く実家に届け物をして降りてきて
ちょっと階段に座って猫さんとお話する。
おしりが冷たい。
すると猫はひざにのってきて 撫でる私の手を甘噛みする。
思いっきりかむんじゃないかと(猫によってさまざまだからちょっと様子みないとね(笑))と 思ってみてると
やさしい甘噛みだった。

なんと膝のあったかいこと!
むかし実家にいたネネともよくここでこうしてお話した。
思えば猫がいつもほんとうの家族でいてくれたなあと思う。

白い猫さんは ひざで気持ちよさそうにごろごろごろと言ってる。
どんなお家なん だれが好きなん おかあしゃん?
誰かお家のひとまってんの? 
わたしは自分のこと話す。
話してからこれ誰にも言ってなかったなって気づいたりする。

返事のない 時のない会話がぽっと夜に花咲くのでした^^
: : comments(0) : - : posted by yuka :
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